あしひきの 山桜戸を 開け置きて(万2617) 次の一首は、万葉集巻十一、「正述心緒」の歌の一首である。 あしひきの 山桜戸やまさくらとを 開あけ置きて 吾わが待つ君を 誰たれか留とどむる〔足日木能山桜戸乎開置而吾待君乎誰留流〕(万2617) 三句目「開置而」に…More