「高山の峰行く鹿猪(しし)の友を多み」(万2493)考

 万葉集巻十一に、「寄物陳思」として次のような「柿本朝臣人麻呂之歌集」の歌が載る。  高山の 峰行く鹿猪ししの 友を多み 袖振らず来きぬ 忘ると思ふな〔高山峯行宍友衆袖不振来忘念勿〕(万2493)  高山の峰を行く獣のよ…More