万葉集巻五「員外」の歌について─「雲に飛ぶ薬」をめぐって─ 万葉集巻五に、員外の人の歌が載る。員外とは員外官のこと、律令制で、令に定められた定員以外の官吏のこと、臨時雇いの役人のことである。大伴旅人の梅花歌三十二首に続いており、歌会の行われた宴の際の召使か何かと考えられる(注1…More